不動産鑑定士の地域分布
連合会のページに地域別の会員数が記載されていました
まあ当たり前ですが、東京地域の人数が突出してますね
では、他の資格(弁護士、会計士)と比較した場合はどうでしょうか
今回は、関東・東海・近畿の3大都市圏ごとに、全資格者に占める各地域の人数割合をランキング形式で比較しました
【関東】
- 会計士:67.9%
- 弁護士:55.3%
- 鑑定士:53.0%
【東海】
- 鑑定士:8.1%
- 会計士:6.8%
- 弁護士:5.9%
【近畿】
- 弁護士:17.0%
- 鑑定士:16.21%
- 会計士:16.18%
こうしてみると、会計士の関東偏重が特徴的です
これは会計士の場合は、監査対象となるようなそこそこ大きめの会社がクライアントになるので、どうしても都市圏に偏りがちで、実際地方にはあまり仕事がないのが現状です
一方で、不動産鑑定士は、東海でやや高いものの、弁護士とおおむね同じような傾向です
弁護士が必要になる訴訟やトラブルと、
鑑定士が必要になる不動産は、
日本全国まんべんなく存在するためでしょうか
地方でのんびりやるなら鑑定士か弁護士ですね
参考リンク
- 弁護士会別会員数
日本弁護士連合会│Japan Federation of Bar Associations:基礎的な統計情報(弁護士白書2015年版等から抜粋)
- 会員数(会計士)